法人向けのファクタリング会社おすすめ7選!選び方や審査ポイントも紹介

法人向けのファクタリング会社おすすめ7選!選び方や審査ポイントも紹介

取引先からの入金が2か月先なのに、仕入れや給与の支払いは今月末。そんな法人の資金ギャップを埋める手段が「ファクタリング」です。

ただし、会社ごとに手数料・入金スピード・買取可能額がまったく異なり、なかには法人限定・個人事業主限定といった制限があるため、選び方を間違えると必要なタイミングで資金が届きません。

この記事では、各社の公式サイトを直接確認したうえで、法人におすすめのファクタリング会社10社を比較します。

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法人向けのファクタリング会社おすすめ10選【比較一覧表】

結論として、法人が最初に相談すべきなのは「QuQuMo」です。

手数料1%〜・買取金額の上限なし・債権譲渡登記が不要という3点を同時に満たしており、法人が求める条件をもっとも広くカバーしています。

まずは10社のスペックを一覧で確認してください。

スクロールできます
会社名手数料最短入金買取可能額契約方式債権譲渡登記個人事業主
1位 QuQuMo1%〜最速2時間上限なし2社間不要
2位 アクセルファクター0.5%〜12%最短2時間〜1億円2社間・3社間審査次第
3位 ビートレーディング2%〜最短2時間1万円〜7億円
(実績)
2社間・3社間必須ではない
4位 GMO BtoB早払い請求書1〜10%
注文書2〜12%
最短2営業日1回100万円〜2社間原則なし×
5位 日本中小企業
金融サポート機構
1.5%〜最短3時間上限・下限なし2社間・3社間原則不要
6位 OLTA2〜9%最短即日上限・下限なし2社間不要
7位 PayToday上限9.5%最短30分10万円〜2社間不要
8位 PMG1〜10%最短2時間50万円〜2億円2社間・3社間原則必要要確認
9位 セゾンファンデックス1〜6%
+別途費用
締日から
5営業日以内
300万円〜1億円収納代行型必要×
10位 メンターキャピタル2%〜最短30分非公開2社間原則不要

手数料に「〜」がついている会社は上限が公式サイトに記載されていません。実際の手数料は審査結果で決まるため、必ず見積もりを取ってから判断してください。

本記事の選定基準

この10社は、次の4つの基準をすべて満たす会社から選びました。

選定基準
  • 公式サイトに運営会社名・所在地・代表者名が明記されている
  • 法人の売掛債権を買取対象としている
  • 手数料の水準を公式サイトで公開している
  • ノンリコース(償還請求権なし)または登記・通知条件を明示している

目的別|法人におすすめのファクタリング会社

優先したい条件が決まっている方は、この章から読んでください。

手数料を抑えたい法人におすすめの3社

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会社名手数料選ぶ理由
アクセルファクター0.5%〜12%✔️利用額別の手数料表を公式公開
✔️手数料以外の費用が一切かからない
QuQuMo1%〜✔️業界最安水準の下限
✔️登記費用も発生しない
OLTA2〜9%✔️上限9%まで公開
✔️最悪のコストを事前に計算できる

コストを本気で抑えたい法人は、まずアクセルファクターに見積もりを出してください

理由は、10社のなかで唯一「利用額ごとの手数料テーブル」を公式に公開しているからです。

たとえば2,000万円以上の3社間契約なら0.5%〜6.0%と、申し込む前から手数料の幅がわかります。

「手数料1%〜」だけを見て選ぶと失敗します。下限が適用されるのは、売掛先が大手企業かつ金額が大きい場合などに限られるためです。

即日・数時間で資金調達したい法人におすすめの3社

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会社名最短入金選ぶ理由
PayToday最短30分✔️AI審査で判定が速い
✔️必要書類をアップロードするだけ
QuQuMo最速2時間✔️申込10分+審査30分+契約送金1時間の内訳を公開
✔️クラウドサインで契約も即完了
アクセルファクター最短2時間✔️審査は最短30分
✔️契約後は最短15分で振込

当日中に資金が必要なら、午前中までに申し込むのが鉄則です。

「最短2時間」はあくまで書類が完璧に揃っている場合の数値で、不備があれば翌営業日にずれ込みます。

また、多くの会社は平日のみの営業です。金曜午後に申し込むと、入金が月曜以降になる点にも注意してください。

1,000万円以上の大口債権を現金化したい法人におすすめの3社

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会社名買取可能額選ぶ理由
QuQuMo上限なし✔️公式に買取上限を設けていない
✔️金額が大きいほど手数料が下がりやすい
アクセルファクター〜1億円✔️2,000万円以上なら手数料0.5%〜
✔️大口ほど条件が良くなる設計
ビートレーディング1万円〜7億円
(買取実績)
✔️7億円までの買取実績あり
✔️累計買取1,824億円の資本力

大口案件は、資本力と実績のある会社に絞るのが正解です。

ファクタリング会社は自社の資金で債権を買い取ります。体力のない会社では、そもそも数千万円規模の買取に応じられません

金額が大きいほど手数料の交渉余地も生まれます。大口案件こそ、必ず2〜3社に相見積もりを取ってください。

取引先に絶対に知られたくない法人におすすめの3社

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会社名登記・通知選ぶ理由
QuQuMo登記不要・通知なし✔️公式に「債権譲渡登記の設定不要」「履歴に残りません」と明記
OLTA登記不要・通知なし✔️債権譲渡登記なしを明示
✔️全工程オンラインで社外に情報が出にくい
PayToday登記不要・通知なし✔️2社間専用かつ登記不要
✔️売掛先への連絡は発生しない

「2社間だから知られない」は誤解です。確認すべきは契約方式ではなく、債権譲渡登記の有無です。

債権譲渡登記とは、売掛金の所有権が移ったことを法務局に記録する手続きのことです。

2社間契約でも登記を求める会社があり、登記されると取引銀行や売掛先が調べたときに発覚する可能性があります

たとえばセゾンファンデックスの「今スグまとめ払い」は債権譲渡登記が必須で、公式サイトにも「完全に遮断することはできません」と明記されています。
秘匿性を最優先するなら、登記不要を公式に明示している会社を選んでください。

赤字・税金滞納で審査に不安がある法人におすすめの3社

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会社名審査通過率選ぶ理由
アクセルファクター93.3%
(自社公表)
✔️10社中で最も高い通過率
✔️申込の半数以上が即日決済
メンターキャピタル92%
(自社公表)
✔️赤字・債務超過・税金滞納でも相談可と明示
✔️他社で断られたケースも受付
ビートレーディング非公開✔️累計9.1万社の取引データに基づく柔軟な審査
✔️対面相談で事情を説明できる

ファクタリングの審査で見られるのは、自社の業績ではなく「売掛先がきちんと支払うか」です。

そのため、赤字決算や債務超過であっても、売掛先が大手企業や官公庁なら通過するケースは珍しくありません。

ただし税金・社会保険料の未納は、会社によって扱いが分かれます
たとえばGMO BtoB早払いは「未納がある場合は原則買取なし(分納中なら可の場合あり)」と公式に明記しています。滞納がある法人は、事前に相談したほうが確実です。

注文書・受注段階で資金化したい法人におすすめの2社

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会社名注文書買取の手数料選ぶ理由
GMO BtoB早払い2〜12%✔️注文書買取の手数料を上限まで公開
✔️受注金額の最大50%まで利用可能
ビートレーディング非公開✔️注文書ファクタリングに対応
✔️請求書発行前でも資金化できる

注文書ファクタリングは、請求書を発行する前、受注した段階で資金化できる仕組みです。

建設業や製造業のように「材料費・外注費を先に払ってから納品する」業種では、通常のファクタリングより数か月早く資金を確保できます。

ただし納品前のため未回収リスクが高く、請求書買取より手数料は高めです。GMO BtoB早払いでも請求書1〜10%に対し、注文書は2〜12%となっています。

法人向けのファクタリング会社おすすめ10選の詳細

ここからは10社それぞれの特徴を、公式サイトの情報をもとに詳しく解説します。

1位 QuQuMo(ククモ)|上限なし・登記不要・手数料1%〜の三拍子

QuQuMo(ククモ)
引用:https://ququmo.net/
項目内容
運営会社株式会社アクティブサポート
手数料1%〜(上限は公式サイトに記載なし)
最短入金最速2時間
買取可能額上限なし(下限の記載もなし)
契約方式2社間のみ
債権譲渡登記不要
償還請求権なし(ノンリコース)
必要書類請求書・通帳の2点
個人事業主対応
その他クラウドサインで契約締結/OFA会員
公式サイトQuQuMo公式サイト

QuQuMoは、法人が求める「安い・早い・バレない」を同時に満たす数少ないサービスです。

最大の強みは、買取金額に上限がないこと。多くの会社は1億円前後を上限としますが、QuQuMoは公式に上限を設けていないため、少額から大口まで同じ会社で完結できます。

また、債権譲渡登記が不要と公式に明記されており、登記費用(数万円)も発生しません。取引先に知られるリスクを避けたい法人に適しています。

手続きも軽く、必要書類は請求書と通帳の2点だけ。契約は弁護士ドットコムのクラウドサインで行うため、押印や郵送も不要です。

運営元の株式会社アクティブサポートは、ファクタリングの自主規制団体である一般社団法人オンライン型ファクタリング協会(OFA)の会員企業です。業界の自主ガイドラインに沿った運営が期待できます。

メリットデメリット
買取金額に上限がない
債権譲渡登記が不要で登記費用もかからない
必要書類は請求書と通帳の2点のみ
ノンリコースを公式FAQで明言
OFA加盟企業
手数料の上限が公開されていない
3社間ファクタリングには非対応
対面での相談ができない
土日祝の入金対応は明示されていない

2位 アクセルファクター|利用額別の手数料表を公開、追加費用ゼロ

アクセルファクター|他社乗り換えにも強い大手系
引用:https://accelfacter.co.jp/
項目内容
運営会社株式会社アクセルファクター
(ネクステージグループ)
手数料3社間0.5%〜10.5%/2社間1.0%〜12.0%
※手数料以外の費用は一切不要
最短入金最短2時間(審査は最短30分)
買取可能額最大1億円
審査通過率93.3%(自社公表)
契約方式2社間・3社間
償還請求権なし(全取引ノンリコース)
必要書類請求書・通帳3か月分・身分証明書
実績累計買取債権額345億円/利用者数12,000件
公式サイトアクセルファクター公式サイト

アクセルファクターは、10社のなかで唯一、利用額ごとの手数料テーブルを公開している会社です。

実際の手数料は以下のとおりです。

スクロールできます
利用額3社間契約2社間契約
2,000万円以上0.5%〜6.0%1.0%〜8.0%
1,000万円以上1.0%〜7.0%3.0%〜9.5%
500万円以上2.0%〜9.0%3.5%〜10.0%
100万円以上3.0%〜10.0%4.0%〜11.0%
100万円未満4.0%〜10.5%4.5%〜12.0%

この表があるおかげで、申し込む前に「最悪でもいくら手数料がかかるか」を計算できます

さらに手数料以外の費用は一切不要と公式に明記されており、事務手数料や登記費用が後から上乗せされる心配もありません。

審査通過率93.3%という数字も、赤字決算や税金滞納を抱える法人にとっては心強い材料です。

関東財務局長・関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関でもあります。

メリットデメリット
利用額別の手数料表を公開している
手数料以外の費用が一切かからない
審査通過率93.3%と高い
全取引がノンリコース
経営革新等支援機関の認定を取得
買取上限が1億円のため超大口には不向き
債権譲渡登記は審査次第で必要になる
受付は平日10:00〜18:30のみ

公式サイトでは「アクセルファクターを装った融資の勧誘」への注意喚起が出ています。同社は融資を取り扱っていないため、融資を持ちかけられた場合は詐欺を疑ってください。

3位 ビートレーディング|累計1,824億円の実績と全国5拠点の対面サポート

ビートレーディング
項目内容
運営会社株式会社ビートレーディング
手数料2%〜(上限は審査により変動)
最短入金最短2時間
買取実績1万円〜7億円
累計実績取引社数9.1万社以上/買取額1,824億円
(2026年3月時点)
契約方式2社間・3社間
債権譲渡登記必須ではない
必要書類売掛債権に関する書類・通帳コピーの2点
拠点東京・仙台・名古屋・大阪・福岡
公式サイトビートレーディング公式サイト

ビートレーディングは、独立系ファクタリング会社としてトップクラスの実績を持つ老舗です。

累計取引社数9.1万社、累計買取額1,824億円という規模は、1万円の小口から7億円の大口まで対応できる資本力の裏付けになります。

また、東京・仙台・名古屋・大阪・福岡の5拠点で対面相談ができる点は、オンライン専業のサービスにはない強みです。

「事情が複雑で、担当者に直接説明したい」という法人に向いています。注文書ファクタリングや診療報酬・介護報酬ファクタリングにも対応しており、扱える債権の幅も広いです。

メリットデメリット
累計9.1万社・1,824億円の実績
1万円〜7億円まで幅広く対応
全国5拠点で対面相談ができる
注文書・診療報酬債権にも対応
手数料の上限が公開されていない
審査通過率を公表していない
土日祝の対応は明示されていない

4位 GMO BtoB早払い|東証プライム上場企業が運営する法人専用サービス

GMO BtoB早払い
引用元:https://www.gmo-pg.com/lpc/hayabarai/
項目内容
運営会社GMOペイメントゲートウェイ株式会社
(東証プライム上場)
手数料請求書買取1%〜10%/注文書買取2%〜12%
最短入金最短2営業日
買取可能額1回あたり合計100万円以上
(スポットタイプは300万円以上)
契約方式2社間
債権譲渡登記原則なし
取引先への通知原則不要
個人事業主利用不可(法人限定)
必要書類決算書2期分・試算表・取引基本契約書 ほか
公式サイトGMO BtoB早払い公式サイト

GMO BtoB早払いは、信頼性を最優先する法人にとって最有力の選択肢です。

運営するGMOペイメントゲートウェイは東証プライム上場企業であり、さらにファクタリングの自主規制団体「OFA」の認定事業者でもあります。

手数料も請求書買取1〜10%、注文書買取2〜12%と上限まで公開されており、コストの見通しが立てやすい設計です。

一方で、個人事業主は利用できず、売掛先も法人に限られます。また入金まで最短2営業日かかるため、当日中に資金が必要なケースには向きません。

「請求書あたり数万円から対応可能」ですが、買取1回あたりの合計金額は100万円以上が条件です。複数の請求書をまとめて申し込めば条件を満たせます。

メリットデメリット
東証プライム上場企業が運営
手数料の上限まで公開されている
OFA認定事業者
注文書買取にも対応
赤字・債務超過だけでは断らないと明示
個人事業主は利用できない
入金まで最短2営業日かかる
決算書2期分など必要書類が多い
税金・社会保険料の未納があると原則不可
仮想口座の利用が原則前提

5位 日本中小企業金融サポート機構|非営利型の一般社団法人だから実現した1.5%〜

日本中小企業金融サポート機構
引用:https://chushokigyo-support.or.jp/
項目内容
運営団体一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
(非営利型)
手数料1.5%〜(上限は審査により変動)
最短入金最短3時間
買取可能額上限・下限なし(1万円〜2億円の実績)
契約方式2社間・3社間
債権譲渡登記原則不要
必要書類通帳コピー3か月分・売掛金に関する書類の2点
実績累計支援総額489億円/取引社数21,780社
公式サイト日本中小企業金融サポート機構公式サイト

この機構の特徴は、営利を目的としない一般社団法人が運営していることです。

株主への利益還元を前提としない組織形態のため、手数料1.5%〜という低水準を実現しています。

また、関東財務局長・関東経済産業局長が認定する経営革新等支援機関でもあり、ファクタリング以外の資金繰り相談にも応じてもらえます。

買取金額に上限・下限を設けておらず、これまでに1万円から2億円までの買取実績があります。小口と大口の両方を扱う法人にとって使い勝手が良いです。

メリットデメリット
非営利型法人の運営で手数料1.5%〜
買取金額に上限・下限がない
必要書類は2点のみ
経営革新等支援機関の認定を取得
手数料の上限が公開されていない
売掛先が法人であることが条件
土日祝の対応は明示されていない

6位 OLTA(オルタ)|手数料2〜9%を上限まで公開、登記も通知も不要

OLTA(オルタ)
引用:https://www.olta.co.jp/
項目内容
運営会社OLTA株式会社
手数料2%〜9%
最短入金最短即日
買取可能額上限・下限なし
契約方式2社間
債権譲渡登記不要
個人事業主対応
その他請求書の一部だけの売却も可能/OFA会員
公式サイトOLTA公式サイト

OLTAの最大の価値は、手数料の上限が9%と明示されている点です。

多くの会社が「1%〜」と下限だけを掲げるなか、OLTAは最悪でも9%を超えないと事前にわかります。手元に残る金額を確実に計算したい法人にとって、これは大きな安心材料です。

AI審査による日本初のクラウドファクタリングとして、全工程がオンラインで完結します。債権譲渡登記も不要です。

また、請求書の全額ではなく一部だけを売却できるのもOLTAの特徴です。500万円の売掛金のうち300万円分だけ現金化する、といった使い方ができるため、無駄な手数料を払わずに済みます。

メリットデメリット
手数料の上限9%まで公開されている
債権譲渡登記が不要
請求書の一部だけ売却できる
OFA会員で銀行との提携も多数
3社間ファクタリングには非対応
対面での相談ができない
売掛先が法人・官公庁に限られる

7位 PayToday|最短30分入金と掛け目なしの満額買取

PayToday(ペイトゥデイ) 公式
引用元:https://paytoday.jp/
項目内容
運営会社Dual Life Partners株式会社
手数料上限9.5%(下限は審査により変動)
最短入金最短30分
買取可能額10万円〜(上限なし)
契約方式2社間
債権譲渡登記不要
掛け目なし(請求金額の100%から手数料を控除)
実績累計買取申込金額300億円突破
公式サイトPayToday公式サイト

PayTodayの強みは、「掛け目なし」を明言していることです。

掛け目とは、請求額の80〜90%だけを買取対象にして残りを留保する仕組みのこと。掛け目がある会社では、100万円の請求書でも80万円分しか審査対象になりません。

PayTodayは請求金額の100%から手数料を引いた金額がそのまま入金されるため、100万円・手数料7%なら93万円を受け取れます。

さらに手数料の上限を9.5%と明示しており、AI審査で最短30分の入金にも対応。スピードとコストの透明性を両立しています。

メリットデメリット
手数料の上限9.5%を明示
掛け目なしで満額から手数料控除
AI審査で最短30分入金
買取金額に上限がない
3社間ファクタリングには非対応
対面での相談ができない
AI審査のため個別事情が考慮されにくい

8位 PMG|全国拠点の訪問対応と手数料1〜10%の明示

PMGファクタリング
項目内容
運営会社ピーエムジー株式会社
手数料1%〜10%
最短入金最短2時間
買取可能額50万円〜2億円
契約方式2社間・3社間
債権譲渡登記原則必要
受付WEBは24時間対応
実績累計買取総額1,840億円(自社公表)
公式サイトPMG公式サイト

PMGは、担当者が直接訪問してくれる対面型のファクタリング会社です。

全国に拠点を構えており、地方の法人でも担当者と顔を合わせて相談できます。ファクタリングだけでなく財務コンサルティングも提供しているため、資金繰りの根本改善まで相談したい場合に向いています。

手数料も1〜10%と上下限が公開されており、大口案件でもコストが読みやすい設計です。

ただし債権譲渡登記が原則必要なため、取引先に知られたくない場合は不向きです。買取下限も50万円と、少額案件には対応していません。

メリットデメリット
手数料1〜10%と上下限を公開
全国拠点で訪問対応が可能
財務コンサルティングも受けられる
WEB受付は24時間対応
債権譲渡登記が原則必要
買取下限が50万円で少額には不向き
決算書2期分を求められる場合がある

9位 セゾンファンデックス「今スグまとめ払い」|請求・回収業務ごと委託できる

セゾンファンデックス
項目内容
運営会社株式会社セゾンファンデックス
(クレディセゾン100%子会社)
利用対象法人限定(原則 売上高1億円以上)
買取手数料1.0%〜6.0%以内
その他の費用初回審査/本審査手数料 各16,500円
請求・収納代行手数料 毎月27,500円
登記費用・振込手数料は実費
資金化まで締日から5営業日以内
買取金額300万円〜1億円
債権譲渡登記必要(将来債権を含む)
必要書類決算資料2期分・取引先別売掛金残高一覧表 ほか
公式サイトセゾンファンデックス公式サイト

「今スグまとめ払い」は、ファクタリングと請求・回収業務の代行がセットになったサービスです。

利用企業は請求データを送るだけで、実際の請求書送付や入金確認はセゾンファンデックスが代行します。経理担当が少ない法人にとっては、資金調達と業務効率化を同時に実現できます。

ただし、買取手数料1〜6%とは別に、毎月27,500円の請求・収納代行手数料と、初回・本審査でそれぞれ16,500円がかかります。この審査手数料は契約に至らなくても支払いが必要です。

債権譲渡登記が必須で、公式サイトにも「完全に遮断することはできません」と記載されています。取引先に知られたくない法人には向きません。

メリットデメリット
クレディセゾングループの信頼性
買取手数料の上限6%まで公開
請求・回収業務を丸ごと委託できる
全売掛金をまとめて資金化できる
原則売上高1億円以上の法人限定
毎月27,500円の固定費が発生する
審査手数料は契約しなくても発生する
債権譲渡登記が必須
即日入金には対応していない

10位 メンターキャピタル|審査通過率92%、他社で断られた法人の受け皿

メンターキャピタル 公式
引用元:https://mentor-capital.jp/
項目内容
運営会社株式会社Mentor Capital
手数料2%〜(上限は審査により変動)
最短入金最短30分(審査結果)
審査通過率92%(自社公表)
契約方式2社間
債権譲渡登記原則不要
受付WEBフォームは365日24時間
契約方法オンライン・対面・訪問から選択可
公式サイトメンターキャピタル公式サイト

メンターキャピタルは、他社の審査に落ちた法人が最後に相談する先として機能する会社です。

赤字決算・債務超過・税金滞納・他社利用中といった条件でも対応可能と公式に明示しており、審査通過率92%を公表しています。

契約方法もオンライン・対面・訪問から選べるため、事情を直接説明したい場合にも対応してもらえます。

ただし手数料の上限も買取可能額も非公開のため、条件面の見通しは立てにくいです。まずは見積もりを取り、他社と比較したうえで判断してください。

メリットデメリット
審査通過率92%と柔軟な審査
赤字・税金滞納・他社利用中でも相談可
オンライン・対面・訪問から選べる
WEB受付は365日24時間
手数料の上限が公開されていない
買取可能額が非公開
必要書類の詳細が公式に記載されていない
3社間ファクタリングには非対応

法人向けファクタリング会社の選び方7つのポイント

法人がファクタリング会社を選ぶときは、次の7点を順番に確認してください。

① 手数料は「下限」ではなく「上限」で比較する

① 手数料は「下限」ではなく「上限」で比較する

比較すべきは上限です。下限は「最も条件が良い場合」の数字であり、実際に適用されるケースはごくわずかだからです。

たとえば次の2社を比べてみてください。

会社手数料500万円の売掛金なら
A社1%〜15%最悪75万円の手数料
B社3%〜9%最悪45万円の手数料

下限だけを見るとA社が有利に見えますが、実際の手取りが読めるのはB社です。

上限を公開している会社は、10社中ではアクセルファクター・GMO BtoB早払い・OLTA・PayToday・PMG・セゾンファンデックスです。

② 手数料以外の費用がかからないか確認する

手数料率だけで比較すると、実質コストを見誤ります

会社によっては、審査手数料・事務手数料・債権譲渡登記費用・振込手数料・月額利用料などが別途発生するためです。

実例として、セゾンファンデックスは手数料1〜6%と低水準ですが、初回審査と本審査で各16,500円、さらに毎月27,500円の請求・収納代行手数料がかかります

一方、アクセルファクターは「手数料以外の費用は一切不要」と公式に明記しています。

見積もりを取るときは「手数料以外に発生する費用をすべて教えてください」と必ず聞いてください。
ここを曖昧にする業者は避けたほうが安全です。

③ 買取可能額の上限と下限が自社の規模に合っているか確認する

③ 買取可能額の上限と下限が自社の規模に合っているか確認する

自社が普段扱う売掛金の金額が、その会社の買取レンジに収まっているかを確認してください

買取レンジから外れていると、そもそも申し込んでも門前払いになります。

自社の売掛金規模向いている会社
100万円未満QuQuMo、日本中小企業金融サポート機構、PayToday
100万〜1,000万円QuQuMo、アクセルファクター、GMO BtoB早払い、OLTA
1,000万円以上QuQuMo、アクセルファクター、ビートレーディング、PMG

毎回同じ会社に依頼できるほうが手続きは楽になります。今回だけでなく、今後の取引規模も想定して選んでください。

④ 入金スピードと申し込み締切時刻を確認する

「最短◯時間」の数字より、「何時までに申し込めば当日入金されるか」のほうが重要です。

ほとんどのファクタリング会社は平日のみの営業で、銀行の振込締切時間にも縛られます。

金曜の夕方に申し込んだ場合、入金が月曜以降になるケースは珍しくありません

当日入金を狙うなら、必要書類をすべて揃えたうえで午前中に申し込むのが確実です。

⑤ 2社間・3社間のどちらに対応しているか確認する

⑤ 2社間・3社間のどちらに対応しているか確認する

選択肢が多い会社のほうが有利です。状況に応じて使い分けられるからです。

急ぎで取引先に知られたくないときは2社間、コストを抑えたいときは3社間、というように選べます。

10社のうち2社間・3社間の両方に対応しているのは、アクセルファクター・ビートレーディング・日本中小企業金融サポート機構・PMGの4社です。

⑥ 償還請求権なし(ノンリコース)かを契約書で確認する

⑥ 償還請求権なし(ノンリコース)かを契約書で確認する

必ずノンリコース契約を選んでください

償還請求権(リコース)とは、売掛先が倒産して支払えなくなったときに、ファクタリング会社が自社に返還を求める権利のことです。

リコース付きの契約だと、売掛先が倒産したときに受け取ったお金を返さなければなりません。これでは倒産リスクを移転するというファクタリングの利点が失われます。

アクセルファクターは「全ての取引がノンリコース」、QuQuMoは公式FAQで「返済の義務はございません」と明言しています。

契約書に償還請求権の記載がない、または説明を避ける業者は実質的な貸付け(偽装ファクタリング)の可能性があります。署名前に必ず確認してください。

⑦ 客観的な信頼性の指標を確認する

ファクタリングには登録制度も許認可制度もありません。そのため「金融庁に登録済みの業者を選べば安心」という判断はできません。

代わりに、次の3つが客観的な指標になります。

スクロールできます
指標意味該当する会社
OFA加盟業界の自主ガイドラインを遵守。
苦情申告窓口もある
QuQuMo(アクティブサポート)
GMO BtoB早払い
OLTA
経営革新等支援機関国が専門性を認定した支援機関アクセルファクター
日本中小企業金融サポート機構
上場企業
またはそのグループ
財務情報が開示され
コンプライアンス体制も整備
GMO BtoB早払い
セゾンファンデックス

なおOFAに加盟していない=悪質ではありません。あくまで安心材料の一つとして捉えてください。

法人と個人事業主のファクタリングは何が違う?

仕組みは同じですが、法人と個人事業主では「使えるサービス」と「求められる書類」が異なります

法人は決算書2期分の提出を求められるサービスがある

大口や低手数料のサービスほど、決算書2期分や試算表の提出を求められます

たとえばGMO BtoB早払いは利用審査に「決算書2期分と試算表」、セゾンファンデックスは本審査に「決算資料2期分と取引先別売掛金残高一覧表(過去4か月)」が必要です。

一方、QuQuMoは請求書と通帳の2点、アクセルファクターは請求書・通帳3か月分・身分証の3点だけで申し込めます。

急いでいる法人は書類が少ない会社、コストを抑えたい法人は書類が多くても低手数料の会社、という使い分けが有効です。

法人限定サービスは手数料が低く大口にも対応できる

法人だけが使えるサービスは、条件面で有利になる傾向があります

法人限定サービス条件
GMO BtoB早払い手数料1〜10%/個人事業主は利用不可
売掛先も法人限定
セゾンファンデックス
今スグまとめ払い
手数料1〜6%/原則売上高1億円以上の法人限定

個人事業主向けの記事ではこれらのサービスは紹介されません。法人であることは、選択肢が増えるという意味でアドバンテージになります。

法人は売上規模によって選ぶべきサービスが変わる

売上規模おすすめのサービス理由
年商1億円未満QuQuMo
日本中小企業金融サポート機構
下限金額の制限がなく
書類も少ない
年商1〜10億円アクセルファクター
GMO BtoB早払い
手数料が低く
上限も公開されている
年商10億円以上ビートレーディング
セゾンファンデックス
大口対応と
請求業務の効率化を両立

ファクタリングとは?法人の資金調達における位置づけ

ファクタリングとは?法人の資金調達における位置づけ

ファクタリングとは、入金予定の売掛金をファクタリング会社に売って、期日前に現金化する仕組みです。

たとえば「2か月後に1,000万円入金される請求書」を今日売れば、手数料を引いた金額が今日中に手に入ります。

ファクタリングは融資ではなく「債権の売買」

ファクタリングは借入ではないため、返済義務がありません

法的には民法上の「債権譲渡」および「売買契約」にあたります。金銭の貸し借りではないため、貸金業の登録も不要です。

この違いから、次のような特徴が生まれます。

  • 信用情報機関に登録されない(将来の融資審査に影響しない)
  • 担保・保証人が不要
  • 負債にならず貸借対照表がスリムになる(ノンリコースの場合)

2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの違い

違いは「売掛先が契約に加わるかどうか」です。ここが手数料とスピードを分けます。

スクロールできます
比較項目2社間3社間
契約する当事者自社+
ファクタリング会社
自社+売掛先+
ファクタリング会社
売掛先への通知不要必要(承諾が条件)
手数料の目安2〜15%0.5〜10%
入金スピード最短即日数日〜1週間
売掛金の回収自社が回収して
会社に送金
売掛先が直接
会社に支払う
向いている法人急ぎ/
知られたくない
コスト重視/
売掛先と良好な関係

多くの法人には2社間が向いています。取引先の承諾を取る必要がなく、スピードも速いためです。

一方、3社間は売掛先に「資金繰りが厳しいのでは」と受け取られる可能性があります。大切な取引先ほど慎重な判断が必要です。

買取型ファクタリングと保証型ファクタリングの違い

資金調達が目的なら「買取型」、貸し倒れ対策が目的なら「保証型」です。

比較項目買取型保証型
目的売掛金の早期現金化売掛先の倒産に備える
資金の受取すぐに受け取れる売掛先が支払不能になったときのみ
コスト手数料(1回ごと)保証料(継続的)
該当サービス本記事で紹介した10社GMO BtoB売掛保証など

単に「ファクタリング」と呼ばれる場合、通常は買取型を指します。

請求書以外も資金化できるファクタリングの種類

法人が使えるファクタリングは、請求書買取だけではありません。

種類買取対象向いている業種
請求書ファクタリング発行済みの請求書全業種
注文書ファクタリング注文書・発注書・見積書建設業・製造業
診療報酬ファクタリング診療報酬・介護報酬債権医療機関・介護事業所
国際ファクタリング海外取引先への債権輸出business

注文書ファクタリングを使えば、納品前・請求前の段階で資金を確保できます

材料費や外注費が先行する業種では、資金繰りが大きく改善します。

ファクタリングと他の資金調達手段の比較

結論として、ファクタリングは「融資の代わり」ではなく「融資が間に合わないときの手段」です。

スクロールできます
比較項目ファクタリング銀行融資手形割引ビジネスローン
仕組み売掛金の売却借入手形の割引借入
審査の中心売掛先の信用力自社の財務振出人の信用力自社の信用
調達スピード最短即日数週間〜数か月数日最短即日
コスト手数料
1回2〜15%
年利1〜3%年利2〜5%年利5〜15%
返済義務なしありあり
(不渡り時)
あり
担保・保証人不要求められる
場合あり
不要不要
信用情報影響なし記録される記録される記録される
赤字でも
使えるか
×

コストだけを見れば銀行融資が圧倒的に有利です。ファクタリングの手数料は1回あたりの数字なので、毎月使えば年利換算で24〜180%相当になります

それでもファクタリングが選ばれるのは、「今日必要な資金」を用意できる唯一に近い手段だからです。

銀行融資を申し込みつつ、入金までのつなぎとしてファクタリングを使う。この併用がもっとも現実的な使い方です。

法人がファクタリングを利用する5つのメリット

法人がファクタリングを利用する5つのメリット

最短数時間で資金化でき急な支払いに対応できる

銀行融資が数週間〜数か月かかるのに対し、ファクタリングは最短2時間で入金されます

「明日が支払期日なのに資金が足りない」「大型受注が入ったが仕入資金がない」といった場面で機能する、数少ない選択肢です。

売掛先の信用力が審査の中心なので自社の業績に左右されにくい

赤字決算や債務超過でも、売掛先が優良企業なら審査に通ります

ファクタリング会社は、売掛先からの入金によって資金を回収します。

そのため重視するのは、自社の財務状況ではなく「売掛先が期日どおりに支払うか」です。

銀行融資では門前払いになる状況でも、資金調達の道が残るのは大きな価値です。

信用情報に記録されず今後の融資に影響しない

ファクタリングは借入ではないため、信用情報機関に一切記録が残りません

「銀行融資の申請中だが、審査に悪影響を出したくない」というケースでも問題なく利用できます。

担保・保証人が不要で経営者が個人保証を負わない

売掛金そのものを売却するため、担保も保証人も必要ありません

返済という行為が発生しない以上、返済不能に備える担保も不要だからです。

経営者個人の資産を守りながら資金を調達できます。

オフバランス化により貸借対照表がスリムになる

売掛金が現金に変わるだけなので、負債が増えません

借入をすれば「現金が増える」と同時に「借入金という負債も増える」ため、自己資本比率が下がります。

ファクタリングならその心配がありません。

結果として、銀行の格付け評価にマイナスの影響を与えにくくなります。

この効果が得られるのはノンリコース契約の場合です。リコース付きの契約では実質的な借入とみなされ、簿外債務になる可能性があります。

法人がファクタリングを利用するデメリットと注意点

法人がファクタリングを利用するデメリットと注意点

手数料が融資より高く年利換算すると負担が大きい

ファクタリングの手数料は、年利換算すると銀行融資の10倍以上になることがあります

手数料5%と聞くと安く感じますが、これは1回の取引にかかる数字です。

支払サイト2か月の請求書を毎回売却すれば、年6回で30%を支払う計算になります。

比較銀行融資ファクタリング(2社間)
表示されるコスト年利1〜3%1回あたり2〜15%
年間で毎月使った場合年1〜3%年24〜180%相当

売掛金の範囲内でしか調達できず設備投資には向かない

調達額の上限は、保有する売掛金の額面までです

1,000万円の売掛金を950万円で売ることはできても、1,100万円で売ることはできません。

工場の建設や大型設備の導入といった、売上を超える資金が必要な場面では銀行融資や補助金を検討してください。

常態化するとかえって資金繰りが悪化する

繰り返し使うと、将来の売上を先食いし続ける状態に陥ります

今月の売掛金を ファクタリング (手数料10%控除) 来月入金される はずのお金が すでにない状態 また来月の売掛金を ファクタリング (また手数料控除) 手数料が積み重なり 資金繰りが 慢性的に悪化 ▲ ファクタリングの継続利用が招く悪循環

アクセルファクターの公式サイトでも「反復継続して利用すると逆に財務状況を悪化させてしまう恐れがある」と明記されています。

ファクタリングは一時的な資金ショートを乗り切る手段として使い、並行して入金サイトの短縮や銀行融資の確保を進めてください。

3社間や登記ありの契約では取引先に知られる可能性がある

3社間契約は売掛先の承諾が前提のため、必ず知られます

また2社間契約でも、債権譲渡登記を行えば法務局に記録が残ります。

取引先や金融機関が与信調査をした際に判明する可能性があります。

秘匿性を重視するなら、QuQuMo・OLTA・PayTodayのように「登記不要」を公式に明示している会社を選んでください。

【2026年最新】紙の手形廃止で法人のファクタリング需要が高まっている

紙の手形廃止で法人のファクタリング需要が高まっている

2026年度末で、紙の約束手形・小切手は事実上使えなくなります

手形割引で資金繰りを回してきた法人にとっては、調達手段そのものが失われる大きな変化です。

2026年度末で電子交換所における手形・小切手の交換が終了する

政府は2021年6月の「成長戦略実行計画」で、5年後の約束手形の利用廃止と小切手の全面的な電子化を掲げました。

これを受けて全国銀行協会は、2026年度末(2027年3月末)までに電子交換所での手形・小切手の交換枚数をゼロにするという自主行動計画を策定。

2027年度初からは交換自体を廃止します。

メガバンクは2026年9月30日を振出期限に設定している

すでに期限は目前です。三井住友銀行のスケジュールは次のとおりです。

時期内容
2025年9月30日手形・小切手帳の新規発行受付を終了
2026年9月30日手形・小切手の振出期限
(10月1日以降に振り出したものは決済されない)
2027年3月末電子交換所での交換枚数ゼロが目標

取引金融機関によってスケジュールは異なりますが、2026年秋以降は新たに手形を振り出せなくなる法人が増えていきます

手形割引の代替として何を選ぶべきか

代替手段は主に3つです。用途に応じて使い分けてください。

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手段特徴向いているケース
ファクタリング売掛金を売却。
返済義務なし・最短即日
急ぎ/
赤字で融資が通らない
でんさい割引電子記録債権を割引。
手形割引に近い低コスト
取引先が
でんさいに対応済み
POファイナンス注文書を担保にした融資。
受注段階で調達可能
受注は決まったが
着手金がない

取引先がでんさいに対応しているならでんさい割引が最も低コストです。

ただし、でんさいは取引先も導入していないと使えません。取引先が未対応の場合、手形の代替は事実上「振込+長い入金サイト」になり、資金繰りはむしろ悪化します

手形が使えなくなる前に、取引先のでんさい対応状況を確認し、対応していない先の分についてファクタリングの利用ラインを確保しておくことをおすすめします。期限直前は相談が集中する可能性があります。

法人のファクタリング審査で見られる5つのポイント

法人のファクタリング審査で見られる5つのポイント

① 売掛先の信用力と支払実績

審査で最も重視されるのが、この項目です

売掛先が上場企業・大手企業・官公庁であれば、倒産リスクが低いと判断され、審査通過率も手数料も有利になります。

逆に、設立間もない中小企業や過去に支払遅延がある先の債権は、手数料が上がるか審査に落ちる可能性があります。

② 売掛債権の実在性を示す証憑

「その請求書が本当に存在するか」を裏付ける資料が必要です

請求書だけでなく、通帳の入金履歴・基本契約書・発注書・納品書などで、実際に取引が行われている事実を示します。

架空債権の売却は詐欺罪にあたる重大な犯罪のため、ファクタリング会社はこの点を厳しくチェックします。

③ 支払期日までの日数

支払期日が近いほど審査に通りやすく、手数料も下がります

期日までの期間が長いほど、その間に売掛先が倒産するリスクが高まるためです。目安は30〜60日以内です。

複数の請求書がある場合は、支払期日が近いものから優先して申し込んでください。

④ 自社と売掛先の継続的な取引実績

同じ取引先と複数回の取引実績があると、審査が有利になります

通帳に毎月同じ会社からの入金が記録されていれば、それが取引の継続性を証明する材料になるためです。

初めて取引する会社の売掛金は、買取対象外としている会社もあります。この点は事前に確認してください。

⑤ 税金・社会保険料の納付状況

税金や社会保険料の未納は、会社によっては買取を断られる理由になります

未納があると、税務署による売掛金の差押えリスクがあるためです。

たとえばGMO BtoB早払いは公式FAQで「税金や社会保険料の未納がある場合は、原則買取はしておりません。

ただし、分納されている場合は、買取できる場合もございます」と明記しています。

滞納がある場合は、分納の手続きを済ませてから申し込むと通過率が上がります。

赤字決算・債務超過・税金滞納の法人でも利用できる?

赤字決算・債務超過・税金滞納の法人でも利用できる?

赤字決算・債務超過は原則問題にならない

赤字決算や債務超過だけを理由に断られることは、まずありません

GMO BtoB早払いも公式FAQで「赤字、債務超過だけで、買取をお断りすることはございません」と明記しています。

審査の対象は自社ではなく売掛先だからです。優良な取引先との売掛金があれば、業績にかかわらず資金化できます。

税金・社会保険料の未納は会社によって扱いが分かれる

ここは赤字決算と違い、明確にNGとする会社があります

会社税金滞納がある場合の扱い
GMO BtoB早払い原則買取不可(分納中なら可の場合あり)
メンターキャピタル税金滞納でも相談可と明示
アクセルファクター税金・社会保険料の猶予支援サービスも提供

滞納がある法人は、最初から「滞納がある」と伝えたうえで相談してください。隠して進めても審査過程で判明します。

リスケ中・創業間もない法人が利用する際の注意点

リスケ中でも創業直後でも、売掛金があれば利用できます

実際、セゾンファンデックスは「リスケ中でも運転資金を調達できた事例」を公式サイトで公開しています。

ただし創業直後は通帳の入金履歴が乏しく、取引の継続性を証明しにくい点がハードルになります。

売掛先との基本契約書や発注書を揃えておくと有利です。

審査に落ちる典型的なパターン

審査に落ちる主なケース対処法
売掛先が個人事業主・個人
支払期日が3か月以上先
すでに支払期日を過ぎている
売掛先との取引が初回のみ
同じ債権を他社にも譲渡している
個人向け債権も扱う会社を探す
期日が近い請求書に切り替える
期日前の別債権を用意する
継続取引のある先の債権を選ぶ
二重譲渡は絶対に行わない

1社で断られても、別の会社なら通ることは珍しくありません。審査基準は各社で異なるためです。

法人がファクタリングを利用する流れと必要書類

法人がファクタリングを利用する流れと必要書類

オンライン完結型なら、申し込みから入金まで4ステップで完了します。

STEP

公式サイトから申し込み(約5〜10分)

会社名・担当者名・連絡先・売掛金の金額・売掛先の情報・希望入金日を入力します。

この段階では書類のアップロードが不要な会社が多く、まずは相談ベースで受け付けてもらえます

複数社に同時に申し込んで相見積もりを取っても問題ありません

STEP

必要書類の提出

担当者から案内された書類を、メールまたは専用フォームから送付します。

QuQuMoなら請求書と通帳の2点、アクセルファクターなら請求書・通帳3か月分・身分証の3点です。

書類に不備があると審査が止まります。撮影する場合は、金額や日付がはっきり読み取れるか必ず確認してください。

STEP

審査・見積もり提示(最短30分〜数時間)

審査が完了すると、買取金額と手数料が提示されます。

AI審査を導入している会社(OLTA・PayTodayなど)は最短30分、担当者が審査する会社でも最短30分〜数時間が目安です。

審査中に電話でヒアリングが入ることがあります。売掛先との取引経緯や入金予定日を聞かれるため、書類を手元に置いておくとスムーズです。

提示された条件に納得できなければ、この段階で辞退できます

STEP

契約締結・入金(最短15分〜)

条件に同意したら契約を締結します。オンライン完結型ではクラウドサインなどの電子契約で完了します。

アクセルファクターの場合、契約締結後は最短15分〜1時間で振込が完了します。

契約書の控えは必ず受け取り、保管してください。
契約書を発行しない業者は悪質業者の可能性が高いため、その場で取引を中止すべきです。

法人が用意する必要書類の一覧

スクロールできます
書類必要度備考
売掛金に関する請求書必須買い取ってもらう請求書そのもの
通帳のコピー
(2〜3か月分)
必須売掛先からの入金実績を確認するため
代表者の本人確認書類ほぼ必須運転免許証・マイナンバーカードなど
決算書2期分会社によるGMO BtoB早払い・セゾンファンデックス等で必要
試算表会社による直近の業績を確認するため
取引基本契約書会社による取引の実在性を確認するため
発注書・納品書・検収書会社による取引エビデンスとして提出
登記簿謄本会社による初回利用時に求められる場合あり
納税証明書会社による滞納の有無を確認するため
売掛先の承諾書3社間は必須2社間では不要

急いでいる法人は、必要書類が2〜3点の会社を選んでください。書類が多いほど準備と審査に時間がかかります。

法人のファクタリングの会計処理・仕訳と税務上の扱い

法人のファクタリングの会計処理・仕訳と税務上の扱い

経理担当者が押さえるべきポイントは3つです。

売掛債権売却時の仕訳例

売掛金を消し、差額を「売上債権売却損」で処理します

100万円の売掛金を手数料5%(5万円)でファクタリングした場合の仕訳は次のとおりです。

借方金額貸方金額
普通預金950,000円売掛金1,000,000円
売上債権売却損50,000円  

契約日と入金日が異なる場合は、いったん「未収入金」で処理してから入金時に振り替えます。

手数料は「売上債権売却損」として損金算入できる

ファクタリング手数料は、法人税法上の損金として算入できます

勘定科目は「売上債権売却損」が一般的ですが、「支払手数料」「雑損失」で処理する場合もあります。

継続して同じ勘定科目を使うことが重要です。顧問税理士がいる場合は、事前に科目を相談してください。

ファクタリングは消費税の非課税取引

金銭債権の譲渡にあたるため、消費税はかかりません

したがって、手数料に消費税を上乗せして請求してくる業者があれば要注意です。

ただし、事務手数料や登記費用など別名目の費用には消費税が課される場合があります。契約書で内訳を確認してください。

業種別|法人ファクタリングの活用シーン

業種別|法人ファクタリングの活用シーン

ファクタリングが効くのは「支払いが先、入金が後」の構造を持つ業種です。

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業種資金が詰まる原因相性の良いサービス
建設業入金サイトが3〜4か月と長く
材料費・外注費が先行する
注文書ファクタリング
(GMO BtoB早払い・ビートレーディング)
運送業燃料費・車両維持費が
毎月先に出ていく
即日型
(QuQuMo・PayToday)
人材派遣業派遣スタッフへの給与が
売掛金回収より先
大口対応型
(アクセルファクター・ビートレーディング)
広告・IT業媒体費や外注費を
立て替える必要がある
低手数料型
(QuQuMo・OLTA)
製造業大型受注時に
原材料の仕入資金が必要
注文書ファクタリング
(GMO BtoB早払い)
医療・介護診療報酬・介護報酬の
入金が約2か月後
診療報酬ファクタリング
(アクセルファクター・ビートレーディング)

特に建設業・製造業は、請求書ではなく注文書の段階で資金化できるサービスを検討してください。着工前に資金を確保できれば、資金不足による受注機会の損失を防げます。

悪質なファクタリング業者を見分ける5つのチェックポイント

悪質なファクタリング業者を見分ける5つのチェックポイント

ファクタリングには許認可制度がないため、悪質な業者も参入できてしまいます

次の5点で見極めてください。

信頼できる会社避けるべき会社
会社名・所在地・代表者名が明記されている
契約書を発行し控えを渡してくれる
ノンリコースを明示している
手数料と諸費用の内訳を説明してくれる
相見積もりを取ることを止めない
所在地・代表者名が不明または曖昧
契約書を発行しない
「分割で返済してください」と言ってくる
内訳不明の「事務手数料」を上乗せする
「審査なし」「必ず通る」と断言する

金融庁が注意喚起する「ファクタリングを装った違法な貸付け」とは

金融庁は、ファクタリングを装った無登録業者の違法な貸付けについて注意喚起を出しています

金融庁の注意喚起では、高額な手数料や大幅な割引率による契約は「かえって資金繰りが悪化し、多重債務に陥る危険性がある」と警告されています。

特に注意すべきなのが、「分割返済」を提案してくる業者です。

正規のファクタリングは売掛金の売買なので、そもそも返済という概念がありません。売掛先から入金されたお金をファクタリング会社に渡すだけです。

「毎月◯万円ずつ返済してください」と言われた時点で、それは実質的な貸付けです。
貸金業登録のない業者による貸付けは違法であり、いわゆるヤミ金にあたります。

給与ファクタリングは事業者向けファクタリングとまったくの別物

給与ファクタリングは違法です。金融庁は、給与ファクタリングが貸金業に該当するとの見解を示しています。

給与は労働基準法により本人に直接支払うことが原則とされており、そもそも第三者に譲渡できません。

法人向けの売掛債権ファクタリングとは法的性質がまったく異なるため、混同しないでください。

トラブルに巻き込まれた場合の相談窓口

窓口連絡先相談内容
警察相談専用電話#9110違法な取り立て・脅迫など
金融庁
金融サービス利用者相談室
0570-016811無登録業者に関する情報提供
消費者ホットライン188契約トラブル全般

少しでも不審に感じたら、契約前に相談してください。署名してしまうと解決が難しくなります。

参照:【金融庁】高額な手数料によるファクタリングに関する注意喚起

法人向けファクタリングに関するよくある質問

ファクタリングは違法ではありませんか?

合法です。民法上の債権譲渡・売買契約にあたります。

借入ではないため、貸金業の登録も不要です。

ただし給与ファクタリングは貸金業に該当し、無登録業者による営業は違法です。事業者向けとは別物として区別してください。

法人のファクタリング手数料の相場はどのくらいですか?

2社間で2〜15%、3社間で0.5〜10%が目安です。

金額が大きいほど手数料率は下がる傾向があります。アクセルファクターの公開表では、2,000万円以上の3社間契約で0.5%〜6.0%です。

下限ではなく上限が適用される前提でシミュレーションしておくと、想定外の目減りを防げます。

取引先にファクタリングの利用がバレることはありますか?

2社間かつ債権譲渡登記なしの会社を選べば、通常は知られません

QuQuMo・OLTA・PayTodayは、登記不要を公式に明示しています。

3社間契約は売掛先の承諾が前提のため、必ず知られます

債権譲渡登記をすると取引先に知られてしまいますか?

登記した瞬間に通知が行くわけではありません

ただし取引先や金融機関が与信調査で登記を確認した場合、判明する可能性があります

セゾンファンデックスも公式FAQで「完全に遮断することはできません」と明記しています。

複数のファクタリング会社に同時に申し込んでもいいですか?

問題ありません。むしろ推奨されます

同じ売掛金でも会社によって手数料は異なるため、相見積もりを取ることで条件を比較・交渉できます。

ただし、同一の請求書を複数社に売却する「二重譲渡」は違法です。契約は必ず1社のみにしてください。

銀行融資の審査に悪影響はありますか?

信用情報に記録されないため、直接の悪影響はありません

ノンリコース契約なら負債も増えないため、自己資本比率も悪化しません。

ただし債権譲渡登記を行った場合、銀行が登記情報を確認して資金繰りを懸念する可能性はあります

個人事業主でも利用できる会社はどこですか?

本記事で紹介した10社のうち、GMO BtoB早払いとセゾンファンデックスは法人限定です。

それ以外の会社は個人事業主も利用できますが、多くは売掛先が法人であることが条件となります。

売掛先が倒産した場合、法人は返済義務を負いますか?

ノンリコース契約なら返済義務はありません

倒産リスクごとファクタリング会社に移転されるためです。

リコース付き契約の場合は、受け取った金額の返還を求められます。契約書で必ず確認してください。

ファクタリングの手数料に消費税はかかりますか?

かかりません。金銭債権の譲渡は消費税の非課税取引です

手数料に消費税を上乗せしてくる業者があれば、その時点で疑ってください。

なお、事務手数料や登記費用など別名目の費用には消費税が課される場合があります。

手形が使えなくなる2027年以降、どう資金繰りすればいいですか?

でんさい・ファクタリング・POファイナンスの3つが代替手段になります

取引先がでんさいに対応していれば、でんさい割引が最も低コストです。

取引先が未対応の場合は振込に切り替わり、入金サイトが実質的に伸びる可能性があります。早めに取引先の対応状況を確認しておいてください。

審査なしで使えるファクタリングはありますか?

存在しません

ファクタリング会社は売掛先の支払能力を確認しなければ買取判断ができないため、審査は必ず行われます。

「審査なし」「必ず通る」と謳う業者は悪質な可能性が高いため、近づかないでください。

まとめ|法人は必ず2〜3社に相見積もりを取ってから決める

まとめ|法人は必ず2〜3社に相見積もりを取ってから決める

この記事の要点を整理します。

まとめ
  • 法人が最初に相談すべきはQuQuMo。上限なし・登記不要・手数料1%〜を同時に満たす
  • 手数料は下限ではなく上限で比較する
  • 審査手数料・月額費用などの追加コストを必ず確認する
  • 取引先に知られたくないなら「2社間」ではなく「登記不要」で選ぶ
  • 2026年度末で紙の手形が廃止される。代替手段の確保は今のうちに
  • 分割返済を求める業者は偽装ファクタリング。即座に取引を中止する

迷ったときはこの会社を選んでください

こんな法人におすすめの会社
とにかく早く・低コストで調達したいQuQuMo
手数料の上限まで把握して判断したいアクセルファクター
担当者と対面で相談したいビートレーディング
上場企業の安心感を重視したいGMO BtoB早払い
コストを1円でも抑えたい日本中小企業金融サポート機構
赤字・税金滞納で審査が不安メンターキャピタル

最後にもう一度お伝えします。1社だけで決めないでください。

同じ売掛金でも、会社によって手数料は数%変わります。500万円の売掛金なら、それだけで数十万円の差になります。

見積もりは無料で、取得しても契約義務は発生しません。2〜3社から見積もりを取り、条件を比較したうえで判断してください。

ファクタリングは資金繰りを一時的に立て直す手段です。継続的に頼らざるを得ない状況が見えてきたら、入金サイトの交渉や銀行融資の確保など、根本的な改善も並行して進めてください。

本記事に掲載した各社のスペックは、2026年8月時点で各社公式サイトを確認した情報です。実際の条件は審査により変動します。最新かつ正確な情報は、各社の公式サイトおよび見積もりでご確認ください。

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この記事を書いた人

ファクポのコンテンツを制作しているチームです。
ファクタリング会社の担当者や資金調達の実務経験者へのヒアリングも行い、実際の審査基準や利用時の注意点など、現場視点のリアルな情報も掲載しています。
また、各ファクタリング会社の公式サイトをはじめ、金融庁、中小企業庁、日本貸金業協会などの公的機関の公開情報をもとに、正確性を重視した情報発信を行っています。

請求書買取サービスを比較・検討できるファクタリング比較ポータルサイト「ファクポ」の運営を通じて、中小企業や個人事業主の資金繰り改善に役立つ情報提供を行っています。

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